道は、人と車が通い、まちとむら、家と学校、会社、お店などを結ぶとともに、地域の風景を特徴づけるうえでもとても大切なものです。道の景色は、車道・歩道や並木、ガードレール、標識などの道路の施設だけでなく、その両側の街並みや自然、そこを通る人や車をふくめて目に映るものですが、ふだんの暮らしの中ではつい見すごしがちです。
今年7月につくられた「美しい国づくり政策大網」にあるように、今後、21世
紀の美しい日本の風景をつくっていくためには、道の景色もまた子供たちに残し
て誇りをもてるものとしていかなければなりません。このため、国土交通省では
「日本の道と街並みを考える会」の意見をいただきながら、その景色を美しくするための考え 方を提案していきます。同時に広くみなさんから「子供たちに残したい&残した
くない・ニッポンの道景色」を写真で募集しています。また、今後、シンポジウ
ムなども行い、日本の道と街並みをよりよい景色とするための活動を広げていき
ます。 | |